ダウは114ドル高の2万7,462ドル。ナスダックは46ポイント上昇、8,433。S&P500は11ポイントプラスの3,078でした。
主要3指数そろって最高値更新
①米中第1段階の貿易合意に対する期待感が高まった。欧州自動車メーカーに対する追加関税回避の可能性が示唆された主要3指数揃って最高値を更新した。
②高値圏にあるだけにネガティブな材料が出たときの巻き戻しには注意が必要。ただ、いざとなったらFRBの金融緩和による後ろ盾があることや、足元の良好な企業決算を考慮すると2018年末のような大幅な下落になるとは想定しづらく、年末にかけて緩やかな上昇トレンドが続くと考えられる。
11/5モーニングサテライト
ダウが7月以来の最高値を更新しました。米中の歩み寄りが進んでいるとみられた安心感から株価が上昇しているようです。
ISM非製造業指数 2.1%上昇
アメリカの商務省が4日に発表の9月の製造業受注は、前の月から0.6パーセント減少しました。減少は2ヵ月連続で、市場予想も下回りました。民間航空機や部品が減少し、耐久財の受注額は1.2パーセント減、企業の設備投資の先行指数とされる「航空機を除く非国防資本財」の受注額は0.6パーセント減少しました。
アメリカのサービス業の景況感を示す10月のISM非製造業景気指数は54.7と前の月から2.1ポイント上昇しました。市場予想も上回りました。項目別では、雇用や先行指標である新規受注が上昇しました。およそ3年ぶりの低水準となった前の月から回復し、製造業が減速する中でもサービス業は拡大を続けていることが示されました。